国際経済の方程式
まず最初に、ぼくが登壇予定のシンポジウムの宣伝をしよう。 『社会的共通資本と未来』寄附研究部門開講記念シンポジウム (タイトル)社会的共通資本のあり方とその未来を考える(開催概要)2022年7月23日土曜日 13~17時(開催場所) 京都大学・稲盛財団記念館 および オンライン...
View Article京都大学寄付講座のシンポジウムに登壇します。
前回エントリーした通り、創設された「社会的共通資本と未来寄附研究部門」のシンポジウムに登壇することになりました。申し込みは、 www.kyoto-u.ac.jp のホームページから出来ます。あるいは、直で下のリンクから申し込みできます。『社会的共通資本と未来』寄付研究部門創設記念シンポジウム参加申し込み プログラムは、以下のようになっています。オープニングトーク...
View Article酔いどれ日記21
今夜のワインは、Massaiという赤ワイン。値段のわりには複雑な味わいがある。久々に音楽のことを書こう。最近、ヨルシカのライブ映像『月光』を観た。これは、今年の3月に行われたライブを収録したもの。あまりのすばらしさにもう10回以上観ている。水族館で行ったライブ映像『前世』も良かったが、ストリングス中心の『前世』よりも、演奏がハードなこの『月光』のほうが好きだ。何がすばらしいって、ライブが一つの物語に...
View Article酔いどれ日記22
前回から、だいぶ間があいてしまった。今夜は、サンテミリオンのClarendelleという赤ワインを飲んでる。サンテミリオンはもともと好きな産地だけど、このワインもコスパの点で良い。 先日、アマゾン・プライムで映画「コーダ...
View Article読むだけでわかる代数幾何の本
今回は久々に数学のことをエントリーしよう。いろいろわけあって、いま、40年ぶりに代数幾何の勉強をしている。このことは、以前にも、今頃になって、なんでか代数幾何が面白いでエントリーしたので読んでほしい。あるいは、かなり昔のエントリーだが、数学って「思想」なんだよな、も少しだけ関係があるので読んでほしい。今回紹介するのは、永井保成『代数幾何学入門...
View Article酔いどれ日記25
今夜はブルゴーニュ・ピノノワールを飲んでる。おつまみは柿ピー。今回は、群論のことを書こう。最近、群論が楽しくて仕方ない。今読んでいるのは、遠い昔に買っておいた浅野・永尾『群論』岩波全書だ。群論作者:浅野...
View Article受験数学から最先端数学へ
今回は、黒川信重『オイラー積原理』現代数学社の一部を紹介しよう。この本は、雑誌「現代数学」の一年間の連載をまとめたものだ。オイラー積原理 素数全体の調和の秘密作者:黒川...
View Article「知らなきゃならない」から「知りたい」へ
ちょっと前から自分の勉強法が変わって、昔の(学部時代の)自分への後悔をすることがたびたびある。今回のタイトルがそれ。昔の自分は数学について「知らなきゃならない」ことに責め立てられて、焦燥感の海で溺死した。もしも「知りたい」という欲求の中で勉強していたら、少しはマシな学生時代になったのではないか、そう今は思う。...
View Articleドラマ総集編のようなすばらしい現代数論の入門書
今回エントリーするのは、山本芳彦『数論入門』岩波書店だ。この本は以前にも、このエントリーで紹介しているが、今回は違う観点から推薦したいと思う。数論入門 (現代数学への入門)作者:山本...
View Article社会的共通資本を考える シリーズ1第2回『自動車の社会的費用』を読む、に登壇します。
京都大学社会的共通資本と未来寄附研究部門が主催する公開講座シリーズ、社会的共通資本を考える シリーズ1第2回『自動車の社会的費用』を読む、に登壇します。来週、3月28日(火)19:00~20:30分です。興味あるかたはふるってご参加ください。以下は、京都大学社会的共通資本と未来寄附研究部門のサイトからの引用です。社会的共通資本を考える シリーズ1『自動車の社会的費用』を読む...
View Articleシン・経済学
前回のエントリーでお知らせしたように、ぼくの新著が刊行される。刊行まであと一週間ぐらいになったので、販促を始めようと思う。タイトルは『シン・経済学~貧困、格差および孤立の一般理論』帝京新書である。シン・経済学 ー貧困、格差および孤立の一般理論ー...
View Article値段のないもの価値
いよいよ、ぼくの新著『シン・経済学~貧困、格差および孤立の一般理論』帝京新書が書店に並び、アマゾンにも入荷されたので、満を持して販促することにしよう。...
View Article医療ベース資本主義
前々回と前回に続いて、新著の宣伝をしよう。新著は、『シン・経済学~貧困、格差および孤立の一般理論』帝京新書だ。この本では、貧困と格差と孤立を解決(ないし、緩和)する経済政策として、宇沢弘文先生の「社会的共通資本の理論」を推奨することに主眼がある。 シン・経済学 ー貧困、格差および孤立の一般理論ー (帝京新書 004)作者:小島寛之帝京大学出版会Amazon...
View Article石川経夫『所得と富』
今回も引き続き、拙著『シン・経済学~貧困、格差および孤立の一般理論』帝京新書の販促をしよう。これまで、これとこれとこれでもすでに販促のエントリーをしている。シン・経済学 ー貧困、格差および孤立の一般理論ー (帝京新書...
View Article久賀道郎『ガロアの夢』
自著の販促はしつこいと嫌われるので、そろそろやめて、別の話題に移ろう。今回は、久賀道郎先生の名著『ガロアの夢』がちくま学芸文庫から復刻されたことを祝してこの本についてエントリーしたいと思う。実は、久賀先生は宇沢弘文先生の親友で、宇沢先生から何度もお話を伺ったことがある。しまいには、宇沢先生から「君は久賀くんに似ている」とまでおだてられて、恐縮するものの、とても嬉しかった経験までした。その辺の事情はこ...
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