松原望先生との、ベイズとAIに関するトークイベント
前回に少し告知したトークイベントがはっきり決まったので、宣伝したい。池袋の天狼院書店にて、統計学者の松原望先生の、ベイズ統計学、AI、シンギュラリティについてのトークイベントに、討論相手として登壇する。具体的には、以下日時 2018年9月16日(日)15:00〜16:30(受付開始 14:30)場所 天狼院書店「Esola池袋店」STYLE for Biz講演内容...
View Article新著刊行と、書店での講演会のこと
新著が刊行される。大きい書店では、今日あたりから並び、アマゾンには明日入荷予定となっているので、満を持して宣伝をしよう。著作は、『宇沢弘文の数学』青土社だ。宇沢弘文の数学 [ 小島寛之 ]ジャンル:本・雑誌・コミック> 科学・医学・技術> 数学ショップ:楽天ブックス価格:...
View Article『宇沢弘文の数学』について
先週、9月18日に拙新著『宇沢弘文の数学』青土社が刊行された。実は、9月18日は、宇沢先生の命日だった。実際、ぼくは4年前に、宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 -...
View Article読売新聞で坂井豊貴さんが、拙著を書評してくれました!
今日(10月14日)の読売新聞の書評欄で、慶応大学の経済学者・坂井豊貴さんが、拙著『宇沢弘文の数学』青土社を書評してくれました!この本については、当ブログでは、新著刊行と、書店での講演会のこと - hiroyukikojimaの日記とか、『宇沢弘文の数学』について -...
View ArticleWEBRONZAに寄稿しました!
WEBRONZAに新しい記事を寄稿した。以下だ。医学部受験で女子が差別される問題の本質的な背景 - 小島寛之|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト今回は、私大医学部の入試での女子差別のことを論じた。とは言っても、「公正な入試とは」というような視点の論説ではない。ひとことでテーマを表すなら、「優秀な女子は、東大より医学部を志向する、それはなぜか」という感じ。是非、お読みいただきたい。
View Article来月に、暗号通貨の本を刊行します!
年が明けた1月10日頃に新著が刊行されるので、第一弾の宣伝をしておきたい。新著のタイトルは、『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』講談社選書メチエだ。カバーデザインは、下のよう。暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論 (講談社選書メチエ)作者:小島寛之出版社/メーカー:講談社発売日: 2019/01/12メディア:単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る...
View Article来週、新著『暗号通貨の経済学』が刊行されます!
あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。 2019という数の持つ面白い性質をWEBRONZAに投稿した(2019に隠された数字の神秘 - 小島寛之|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト)ので、是非お読みくださいませ。さて、来週、1月10日頃に、ぼくの新著『暗号通貨の経済学...
View Article新著『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』が刊行されました!
ぼくの新著『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』講談社メチエが、大手書店には並び、アマゾンにも入荷されたようなので、販促の追い打ちをかけたい。暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論 (講談社選書メチエ)作者:小島寛之出版社/メーカー:講談社発売日: 2019/01/12メディア:単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る前回(来週、新著『暗号通貨の経済学』が刊行されます! -...
View Article坂井豊貴『暗号通貨vs.国家』SB新書は、めっちゃ面白い!
坂井豊貴さんの新著『暗号通貨vs.国家』SB新書を読んだ。来月(2月5日)発売の本なので、今はまだ、書店にはない。これは、「プルーフ版」というものらしく、要するに試供品みたいなもの。坂井さん(か、編集者さん)が送ってくださった。ありがとう! 暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない (SB新書)作者:坂井豊貴出版社/メーカー:SBクリエイティブ発売日:...
View Article宇沢先生の思想について講演をします。
宇沢先生の思想「社会的共通資本の理論」を中心した講演を行います。資本主義研究会というところの行う「資本主義の教養学」「資本主義の教養学」公開講演会 | PFC Insightsというものです。タイトル:宇沢弘文の思想~資本主義に代わる社会システム日時:2019年2月15日(金)19:00-21:00(開場18:40)会場:東京大学本郷キャンパス/東洋文化研究所...
View Articleビットコインの元論文の解説+抄訳を公開しました。
まず、前々回のエントリー宇沢先生の思想について講演をします。 - hiroyukikojima’s blogで告知した来週の講演会のことを繰り返しておこう。タイトル:宇沢弘文の思想~資本主義に代わる社会システム日時:2019年2月15日(金)19:00-21:00(開場18:40)会場:東京大学本郷キャンパス/東洋文化研究所 3F大会議室詳しくは、第28回資本主義の教養学講演会 | PFC...
View Article小学生向けの統計学の絵本が刊行されます!
今日あたりから、ぼくの新著が書店に並ぶ。『宇宙人ミューとカイのかわいい統計大作戦』ミネルヴァ書房という本だ。宇宙人統計本この本は、小学校高学年の子供に統計グラフの読み方を勉強してもらうもの。現在、文科省は統計教育に力を入れてて、高校で統計学が数学の単元としてほぼ必修化される。それに応じて、中学でも小学校でも統計が強化されることになっている。...
View Article文春に拙著の書評が掲載されました!
『週間文春』3月14日号に拙著『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』講談社選書メチエの書評が掲載された。 暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論 (講談社選書メチエ)作者:小島寛之出版社/メーカー:講談社発売日: 2019/01/12メディア:単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る...
View Article『フランダースの犬』と社会的共通資本の理論
今回は、ウィーダ『フランダースの犬』について語ろうと思う。それも、この物語が宇沢弘文先生の社会的共通資本の理論の根拠づけになるんじゃないか、というちょっと突飛な視点だ。 ちなみにこのことは、前から考えていたんだけど、先日の資本主義研究会での講演宇沢先生の思想について講演をします。 - hiroyukikojima’s blogのために、前から温めていた考えをまとめて、満を持して発表したものだ。...
View Article複素関数を感覚的に理解するには
このところ、複素関数論(複素解析)を復習してた。というのは、素数についての本格的入門書を執筆中だからだ。ぼくは、一昨年(2017年)に『世界は素数でできている』角川新書を刊行した。この本は、素数について、お話だけじゃなく、ある程度きちんと理論の中身を紹介するものだった。世界は素数でできている (角川新書)作者:小島寛之出版社/メーカー:KADOKAWA発売日:...
View Article『リーマンの夢』とメルセンヌ素数予想と
今回は、黒川信重『リーマンの夢』現代数学社についてエントリーしよう。この本は、一昨年(2017年)に刊行なので、少し時間がたってしまった。入手当時も一読しているが、今ぼくは素数についての啓蒙書を準備していることもあり、再読してみたのだ。すると、前とは少し違う感慨があったので、それを語りたくなった。リーマンの夢 ゼータ関数の探求作者:黒川信重出版社/メーカー:現代数学社発売日:...
View Articleチェビシェフの定理のラマヌジャンの鮮やかな証明
前回も書いた通り、素数についての啓蒙書を書く準備をしているので、いろいろ資料を集めている。「リーマン予想」にかかわるゼータ関数関係は、黒川先生の著作がたくさんあり、それでカバーできるので準備は十分。でも、「双子素数」関連の解説も入れたいと思っている。双子素数とは、3と5、11と13のように差が2の素数のペアのこと。「双子素数は無限組ある」という予想が「双子素数予想」だ。...
View Article『楕円曲線と保型形式のおいしいところ』のおいしいところ
今、D.シグマ『楕円曲線と保型形式のおいしいところ』暗黒通信団を少しずつ読んでいる。これは、息子が父の日のプレゼントに買ってきてくれた本なのだ。...
View Article『完全版 天才ガロアの発想力』が今週末に刊行されます!
今週末、7月6日に、『完全版 天才ガロアの発想力』技術評論社が刊行される。これは、2010年に刊行された拙著『天才ガロアの発想力』技術評論社の完全版だ。【完全版】天才ガロアの発想力 ―対称性と群が明かす方程式の秘密―作者:小島寛之出版社/メーカー:技術評論社発売日: 2019/07/06メディア:単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る...
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